製本への道2

mohe2006-05-07

 断裁でお金取られるのも嫌なので、昨日から断裁用のジグをせっせと
作っていたんですが、今日、無事完成しました。


 思ったよりも精度を高くできたようで、文庫の理想サイズから0.1ミリ
以下の差異で安定して紙を切ることができる環境ができました。
紙は生き物といわれるほど湿度で伸縮するので、ほぼ同じと思っていい
かもしれません。


 調子にのって三時間ほど切り続け、白黒イラスト用の予備紙を残し、
全部切り上げました。セラミック刃が結構いい感じで、全て同一サイズで
切れている証拠か、切断面に光沢が出るという、職人技的な完成度に
持って行けました。


 一つ罠がありました、文庫はA6の標準サイズよりも縦に2ミリ長いという
事です。なので、A4からとれる文庫サイズは3枚。後はゴミとなります(涙


 1枚1枚大事に使って行きたいと思います。


 とりあえず、この紙は練習用なので、最終的には電撃文庫と同一の紙を
手に入れるつもりです。値段次第ですが……。
 ただ、この紙も結構吟味して購入したので、多分じっくり見比べないと
わからない程度のクリソツ感ではあります。
 実際、夜の蛍光灯のライトでは差異がかなりわかりにくく、朝の太陽の
反射光では微妙な差に気がつくという感じです(笑

電撃文庫の紙が極端に手に入りにくいようであれば、このまま行くかもです。


 次はFONTの件をどうにかしたいです。2chで教えていただいた写研FONTは、
手に入らないと思いますので、似たのをゲットしないと文字合わせの行程に
いけません。ある程度の読みやすい明朝で妥協するかもしれません。