砲台山お掃除隊 レポート 11日更新

第一砲台 突然の決意 いざ伊勢へ


 なぁ↓さんのブログで、八日に先生含めた砲台山清掃オフが開催される事を知ったmoheは非常に苦悩していた。関東にすむオイラには、あまりにもリスキーすぎる。前日出発、往復費用、会社の調整など、そのリスクたるや、並ではない。
 そんな中、某CHAT掲示板にて、馬子さんが、関東から車で移動との話を聞きつける。しかも乗せていっても良いとのお言葉。これなら無理できるか!? と熟考した結果、無理して行くことに決断。
 そう、オイラの合い言葉は「もう後悔はしない」だ! これを逃すと絶対に後悔すると判断し、馬子さんに仮予約願い。
翌日会社を調整しまくり、先生へのおみやげの「偽物9巻」を急遽製本。カメラを忘れた以外は、準備万端の関東出発となったのだ。よこには当ブログのご意見番の、たかしさんも便乗。


 深紅の8に乗ってさっそうと現れたのは馬子さん。いきなり二人を乗せていく根性がイカス。そして道中の会話でかんじましたが、優しい心の持ち主。たかしさんは相変わらずクール&小さな声で、後ろの座席のオイラは七割しか聞き取れない中、推測会話を断行。概ね推測は当たっていたはずだ。8の爆音に乗って軽快に伊勢に到着。


 だが、ここでトラブル。あいにくの空模様で台風直撃コース。ネットで調べても状況は絶望的。理事長ブログでは、雨の場合は茶話会を開催との事。「砲台山を登らずして、何が伊勢巡礼か!」
 ここでmoheは信じる心を発揮。「何言ってんの明日晴れるよ」と、馬子さん、たかしさんと三人で、べらぼうな会話を展開。あぷりこっちさんの召還した台風に負けないように、三人で小芝居を続ける。なんか晴れる予感がして来ていた。


 そして、伊勢到着。馬子さんもたかしさんも、超伊勢マニアで、道やら名前やら覚えまくり。あんたら二人とも関東在住でしょとは言わず「熱心なファンだ」と心の中で呟いてみる。今にも雨が降りそうな雲行きで、深夜到着の為、真っ暗。


 明日台風来る前に、砲台山行った方がいいんじゃない? とは馬子さんの弁。当然同意。最悪明日にアプリコッチ台風の
被害に遭おうと、雨降る前に登頂しておけば、「砲台山に登りたかったなぁー」なんて思うことは無い。暗闇の山を1本のマグライトで登頂する事に決定。まぁ、里香も裕一も夜昇ってたし。


 で山の前に行ったら深夜にもかかわらず、先客のかずささんがすでに居た。聞くに夜にも砲台山の掃除をしているそうで、なんというか「超熱心なファンだ」と、一同仰天する。ただただ仰天する。最近は毎週来ているそうで、ちょっと気合いの入り方が斜め上を行っている。
 かずささんの案内で登頂を結構。ライトの装備も増えたので大分楽に登頂できました。(危ないので悪い子しかマネしちゃ駄目だよ)
 道中、葉っぱに埋まった階段を登りつつ、山頂に到着。伝説の里香BOXを前に感動。ただただ感動。ここにおいらの技術の粋を集めた「半分の水入り空ボトル」が入っている時があるかと思うとひたすら感動。ボトル目当てで昇ってくれる人や清掃に協力していただける人が居たら、本当に嬉しいなと思います。非公式怪しいグッズ故、作った僕に後ろめたさがあるんですが、素材は完全オリジナル、商標引っかから無くしているし、無料で善意だから怒らないで下さい→メディアワークスさん&電撃文庫さん&橋本先生


――空にはA台風の暗雲が立ちこめていた。


 ノートに全員で書き込んで、砲台山を去ることに。かずささんの好意がジーンと来たそんな夜でした。




第二砲台 偶然のネットカフェ発見


 その後、半月ゆかりの場所を車で回りつつ、このあとどうするか三人で相談。大阪遠征組のアプリコッチさんの待つ駐車場に行くと、確実に「悲しいストーリー漫談で泣かされる」事が目に見えている為、ネットカフェに行って文章を書きたいと主張。今回、moheは「絶対泣かされない」という強い決意があったのだ。だって、里香は死なないから。
 でウロウロしているとネットカフェが何故か目の前にある。すんなり入り三名でそれぞれ個室を取る。そしてノルマのSSの文章を書く。まぁ、それなりに書けたし何より伊勢で更新したという行為が大きい。

 深夜、馬子さんの携帯電話に、アプリコッチさんから電話。ここには書けないようなコメントをサラリと残し、オイラの方は更新を終えて、ようやく睡眠。でも2時間ぐらいしか寝れない程、短い時間。


 朝起きると、まだ雨は降っておらず「掃除いけるか?」という状態。願いが通じたと喜ぶ一行。
あぷりこっちさん経由で「理事長の知り合いの方がお風呂を貸してくれる」との連絡が……。超ありがたいわけで、その場に向かう。近所に行くと、「あぁ、あの人が、あぷりこっちさんだな」と見ても居ないのにわかるオーラを持った方が道案内をしてくれた。ゆみ先生宅にてお風呂をお借りしましたが、本当にありがとうございました。お世話に成ったこともありますので「後ろ姿が里香っぽい感じの方」と書いておきます。
 広間で、あぷりこっちさん、いくのくみんさん、馬子さん、たかしさん、moheにて簡単に会話。mohe特製のグッズ(九巻とZippo)を見せびらかしてみた。なかなかの反応。先生も驚いてくれるだろうか。


 あぷりこっちさんは、生粋の大阪の方って感じで、関西出身のmoheは会話のテンポが懐かしく感じていたりしたものの、「なんとしても泣かされてなるものか」と細心の注意を払う。いくのくみんさんは、真面目な好青年という感じで、普通にYシャツ・ネクタイ・スラックスを着ており、朝八時四〇分には仕事に向かうとの事。一瞬だけ先生や皆さんに会う為だけに伊勢に来るという根性がちょっとおかしい。「だいぶ熱心なファンだ」と心で呟く。


 順番にお風呂をお借りしてから、急いでホテルに向かう。


 ホテルに到着すると、すでに数名の方々が集まっており、団長の千寿響さん、ecoさんとシャイな仲間、かっこいい人と合流。(名前聞いて置けよmohe)。
千寿響さんは今回のオフでは、作業服を着ると27歳、学生服を着ると17歳と見事なコスチュームプレイでmoheを驚かしていました。
 広間に移動して雑談しつつ、しばらくすると、なぁ↓さん登場。台風の中来ていただいた様で、一人ずぶ濡れ状態。グレーのシャツが黒に近いグレーに色が変わっていました。台風はきていますが、雨は降っていないにも関わらず、シャツがずぶ濡れだったのが印象に残っています。
 なぁ↓さんには、ボトルを託しているので、感慨深い物がありました。名刺を頂き、みんなでワイワイがやがや。そこで寝起きの先生の登場! みなさんで拍手。mohe感動。二度目だけど、やっぱ凄い本作る人なので、単純に尊敬の眼差し。




第三砲台 僅かな会談


 先生は眠たそうで、なおかつ素朴な感じでテーブルに座る。僕もたかしさんも一度サイン会で顔を出していたのですが、覚えてくれていた様子。良かった良かった。先生は、まだ発売されていない八巻を取り出しみんなに見せてくださいました。まじで偽九巻と交換して欲しかったです(w せっかくの機会なんで、おみやげを取り出し先生に受け渡す。小夜子Zippoの登場! でも先生全然驚かない。『つくっちゃたんだー』程度で、mohe拍子抜け。まぁ、そんなもんかと思いつつ、ファンレターですといいつつ、偽9巻の手製本版を取り出し先生に受け渡す。『ここまでできるんだー。電撃の編集とかに送ったらうけるんじゃない?』と、これもたいして驚かず、また拍子抜け。先生驚かすのは無理! って強烈に思いました。でも、その場で偽9巻をペラペラめくっていただけまして、もちろん読んでは頂けなかったんですが、いくつか文章作成におけるご指摘を頂けました。これ僕的には、もの凄いありがたいお話でしたね。『文章を書くなら頑張って賞をとりなさい』という言葉も頂けて、なんかモヤモヤしていた文章制作に対する長期的なプランも、具体化するきっかけとなりました。『あぁ、もう先生を驚かしたり、感心させるには賞を取るしかないな』と強烈に思うmoheでした。


 何人かはその場でサインを頂きつつ、和やかに会話。いや、幸せな時間でした。ホントに。いくのくみんさんは、ここで時間切れ。御仕事に向かい残念ながらさようならでした。


 そうそう、その場で大阪から来たファンの方から「おね水」というデザインボトルをみせてもらいましたが、完成度的に「半分の水」の圧倒的勝利でした。まぁ、当然ですがね。そのへんのボトルに負けるわけ無い完成度を再確認。時間が来たので、ついに砲台山へ移動開始! 先生偽九巻と小夜子Zippoを卓上に忘れて行きました(涙 しょせんその程度の物なのかー(涙 moheの4か月ぐらいの気持ちが詰まっているので、そのまま放置されても泣くので、すぐに気付いて手渡し。いや、捨てられてもいいんですよ。でも、空港で捨てる花束みたいに、見えないところで捨ててくださいね。




第四砲台 砲台山到着


 馬子さんの8に乗って、砲台山に到着。車を壁に寄せて三人とも長袖に着替える。その後遅れてecoさんとその仲間の車が到着。同じく壁に寄せるものの、もの凄い寄せる感じで、『それよせるっていうか、壁に当たる直前なんですが?』というスーパーテクニックで焦りました。寄せすぎ。いや、マジでもうちょっと駐車の練習しないとぶつけますよ(汗


 で、砲台山に行くともう作業している一行。深夜掃除していた、かずささんはそのままそこにいる。なんかもーね。半分の月ファンはおかしいですよ。虫除けスプレーをたかしさんに借りて準備OK。


 しばらく行くと埋まったトイレの上の土をショベルで掻き出している中学生、(多分、たもさん?)が、バリバリと、トレイの上の土を落としていました。台車で土を数回運ぶ。スコップ足りないからみんな手があき気味。その後、先生やら地元住民のみなさんや中学生一行などが続々と登場し、2グループにわかれて、作業をすることに。僕は山頂からいらない木々を運び出す事に専念し、おもに中腹からふもとに向けて、えっさほいさと木々を運ぶ。3往復ぐらいは全然OKだったものの、数回やるともう大分キツイ。5回行くとかなり昇るときがキツイ。何回上り下りしたかわからない状態。汗だくだくで、水分取らないとヤバイ感じ。凍らしたお茶が2本あり、それを紙コップで飲む。なんか死ぬほど旨い。これ、参加すると痩せて良いなぁとシミジミ思う。

 来ている方の面々は下は6歳ぐらい?からオサーンまで幅広く、ファン層の厚さを再確認。やっぱ、良いものって、年齢を選ばないんだよなーと思ったり。中腹から降ろす人達が少ないので、どんどん木々が貯まり出す。まぁ仕方ないし運べる範囲で運ぶ。無理して怪我してもしょうがないし、適度に休みつつ作業を黙々と行う。

 ここでは中学生たちが大いに大活躍で、若いって素晴らしいなと痛感。四捨五入して0歳のmoheでも、歳は取りたくないと思いましたね。しばらく木々を運ぶ作業を行っていると、パラパラ雨が振ってきました。そろそろ台風かなとの事で、11時30?ぐらいには撤収モード。なぁ↓さんが、電話頂上の先生グループに連絡。先生と、写真撮影を予定していた物の、市長にお会いしないと行けないとの事で、急遽せんせいは着替えて役所へ。千寿さんもいったのかな?


 雨も微妙にやんだりで、少し作業を続行。若い頃後ろ姿里香さんと、「半分の水ボトル」の事で微妙に盛り上がる。なんか喜んでくれている様子。moheの求めているリアクションはコレだよなーと再認識。


 ある程度木々をおろせた様で、山を昇ってみる。頂上の手前の広場がかなり綺麗になっていた。山頂グループの活躍すさまじい。そこで微妙に待機して、記念撮影待機モード。
 しばらくすると先生が帰ってきたので、集合写真撮影。みんなで撮影。いや、良い記念になりました。その後、腐って危険になった倒木の処理を行うことになり、すでに決まっている代表者数名で処理を開始。正直言ってmoheも参加したかった。いや、みんな参加したかったはず。


 腐った倒木は朽ち果てる寸前で、少しの作業で解体が進み、無事ふもとまで降ろされました。腐った木って、異様に軽いんだよね。そこそこデカイのをふもとまで運ぶ。


 これにて清掃は終了。昨夜に来た際よりも、山は全然綺麗になった。できるだけ手伝ったし、良い思い出となったのは確実。僕は周辺住民ではありませんが、砲台山に関わりたいと思う心は前からあったし、ボトルだってそれが理由で作ったような物でした。半月が好きで砲台山に来た人が昇って、掃除するなりしてボトルを持ち帰る。まぁ、moheはそれだけでも幸せです。多分、今年中にはボトルは無くなるでしょう、半月が好きな人に手渡ればと思いますね。




第五砲台 大量のからあげ丼


 お昼はみんなで車に、乗り合いしてまんぷく食堂に移動。貸し切りで、もの凄い人数の半月ファンが店内を占拠。そして全員唐揚げ丼を注文。20以上注文していたので、結構時間掛かるかなと思いつつも、その間、千寿さんのアルバイト先のッケーキ屋さんの差し入れなどもありつつ、シュークリームやシフォンケーキが卓上に配られる。みなさんおいしく頂きつつ、ファンの方と楽しく話している間に噂の唐揚げ丼が到着。見るからに旨そう。そして旨い。スパイスが効いていて、多くてもペロっと入る感じ。同時に、なるべく全員に「半分の水」が行き渡るように差し入れ。概ね行き渡ったはずですよね? なぁ↓さん、手配ありがとうございます。良いおみやげになったかなと思います。中学生グループも喜んでくれている様子。微妙にひっくり返すと点滴がモチーフになってるんですよ等と説明。なぁさんにボトルの減り具合を聞いたところ、もの凄いペースで無くなっているらしく、結構はやく底をつくかもとのことでした。巡礼はお早めに。でも、行ってもないかもだけど……。そこはほら、運次第です。


 ecoさんの仲間は掃除で汚れたジーンズを何とかしたいとのことで、ここには居なかったんですが、そのエピソードを聞いて「もの凄いシャイな人なのかな?」と思ったり。とかくecoさんはmoheに話しかけてきてくれて色々話す。なんか渋い人でecoさん以外話しかけてきた人居なかったかな。背後のたもさんとも色々話したかったけど、「絵描くの頑張ってね」程度でお終い。たもくんと遊んでいたもう一人の元気な中学生、名前聞いてたらよかったかな。若いって素晴らしいことです。いろいろ頑張ってくださいな。


 そうそう、一人細身のかずささんが大盛りを注文していました。これも驚き。
まんぷく食堂での昼ご飯も終え、出て行こうとしたら、なんか、まぁ、そのえーと、ごちそうさまでしたとだけ書いておきます。伊勢に行くときは駅近所なので、みなさんよって行きましょう。


 あと、若い頃後ろ姿里香先生の息子さんが素直でよい子だったのが印象的でした。ボトルが足りなかったんで、東京で会える、たかしさんのボトルを息子さんに回した時に、自分がもらうと、たかしさんがもらえない事を気づかってか遠慮していました。それは、なかなか出来ない事です。やさしいお子さんに育てられているようで、将来の成長が頼もしいですね。
年齢的に半分の月はまだ読んでいないでしょうが、集まる方は心優しい方ばかり。すばらしい事だなと思います。




第六砲台 雨のシティーホール


 みんなでシティーホールという文化会館に移動。その間先生は伊勢巡りとのこと。みんなでワイワイ、自己紹介とか。なんかその前に買ったジュースの自動販売機が壊れていて、1個買ったら大量に出てきた。自動販売機の連絡先に電話して修理依頼。出てきたジュースは、ホールの人に預けました。自己紹介も順調に進み、年齢の幅が凄いなぁと改めて実感。殆どの人が半分の月が大好きで集まってきているので、親近感も沸きます。椅子とかも自分たちで並べてましたし、あぁ、みんないい人ばっかりだなと心温まりましたね。


 しばらくして先生登場。座談会で色々皆さんで質問。ここでの質問内容は基本的にオフレコみたいなので、なにも書きませんが、僕は文章が旨くなる事をテーマに、色々質問しました。とりあえずわかったことは、「個々の戦いであること」「5年〜10年は当たり前の世界」「たとえプロになってもほとんど食えない」等々、直接ご助言を頂けたのが大変ありがたかったです。いくつかすでに目標設定していましたが、ちょっと長期プラン方向で修正しました。ずうずうしく、いくつか質問を多くしてしまいごめんなさい。


 そして最後はサイン会。みなさんいろいろサインをしてもらう為の物を準備してきており、もっとも凄いと思ったのが、なぁ↓さんのDVD全巻の盤面に直接サイン。これは羨ましかったです。そこまで頭が回らなかった自分に後悔の念ですよ。次回チャンスが有れば、マネします!
 あと、大阪の方……ちょっと名前はわすれこっちですが、赤いシャツにサインを入れてもらっていました。アットホームなサイン会なので、本当に楽しかったですね。
 最後にみんなで記憶のカケラを合唱。何回聞いても良い曲。良い本を読んで、良い曲が生まれる。素晴らしいサイクルだとおもいます。
 みんなで椅子をかたづけて、最後に先生のコメントを頂きお掃除オフは感動のフィナーレを迎えたのでした。
でも、まだ続きますよ。




第七砲台 さよなら伊勢


 シティーホールの裏側で、みんなでおわかれの挨拶。先生は砲台山BOXにいれる為の、絵はがきを作ってきており砲台山の番人、なぁ↓さんに大量授与。参加者は群がるように1枚づつもらいました。ありがとうございました大事にします。
みなさんにおわかれを告げ、馬子さん、たかしさん、僕の3人は雨の降るなか8に乗って、関東を目指しました。車の中で、3人とも「今回のオフは本当に来て良かった」と無茶苦茶感激していました。「次も絶対行きましょうね」と、はしゃいでいたのが印象的でした。


 これから高速を5〜6時間という、長い長い帰り道が待っていました。道中、台風の影響で雨は思いっきり降りまくり、前が見えないぐらい視界を悪くしています。そんな中、馬子さんは懸命に集中して運転し続ける。助手席では、たかしさんが、コックリ、コックリと頭を45度の角度に曲げつつ、moheは必死に眠気と戦いながら、馬子さんの注意力が低下していないか、ドライバーの視線で視界を見続けました。たまに話しかけたり等々。馬子さんは、ハルヒの曲がかかる度にボリュームを上げるなど眠気を飛ばす工夫が微笑ましい。


 そんな中、僕は「文章を書く事」について、色々考えていました。この旅に出る前は、大賞取るのは運だから3回ぐらい電撃大賞に応募して、最終選考に残る事を目標に勉強しながら毎日文章書こう! という目標設定でした。プロになるとか、ならないとか深く考えていない状態でした。私自身、現在、仕事に困っても居ないしやりがいもあります。シナリオに関係のある仕事でもあるので、そのスキルを身につけるのは悪い事ではありませんし。


 車中、オフにて頂いたご助言や、感じた事を胸に、どうするかしばらく考えていました。その時、頭にあったのは、一つは「くやしい」という思い、もう一つは「おれは甘い」という思い、最後に「運だとか言い訳すんな」という思いでした。
何故くやしいか? どこが甘いか? やっぱ言い訳かな? と思考を巡らせた結論は、以下でした。


・五年頑張る
・毎日書く
・電撃とスニーカーに、その間毎回応募する


 何故5年か。これは、年齢的にスロースタートだからです。無職じゃないから何年でも良いんですがね。そして毎日書く。これは最低限やらないとお話にならないでしょうね。そして毎回応募する。今の文章作成ペースを考えれば、仕事をしつつ年間2本は書ける気がします。重なり具合によりますが、それは後々考えます。


 そんなことを整理しつつ、僕の伊勢訪問は幕を閉じるわけでした。そして、これから毎回、電撃HPは買うことにしました。なんか短編でも募集してたら練習がてら文章書こうかなと思います。
 さて8巻読んでいる今、僕の語基の少なさに泣けてきます。ひらく漢字の勉強もまだやっていません。正しい日本語の本も探さないと……。課題は山のように有りますが、なんとか前に進みたいと思います。そして、いつか絶対に驚かします。


 でも、まずは8巻を読むのがスタートラインですね。


おわり


PS:乱筆乱文、無推敲、無校正にて、レポートの完成度は保証いたしません(笑