本の厚さ確定サンプル本の背固め開始

mohe2006-11-19

 ようやく、本当にようやく長い道のりをへて、ここまで辿り着いた自分に乾杯です。写真小さいのでわからないと思いますが、本を構成する要素で、内背表紙以外を出力しました。後書き以降のページが無地の紙だけとか、4コマが無いとか、白黒イラストの裏に文章を印刷していないとか、色々途中ではありますが、最終的な本の厚さは出ますので、自分的には大きな前進です。白黒イラストの濃度調整やら、地味な作業をモリモリとやっつけましたよ……。超疲労


あくまでも本物と比較してですが、ここまで来た上で妥協した箇所は以下の通りです。


・紙にヨレが少しだけある。
 原因:レーザープリンタに通すと避けられない問題かなと。
・中のカラーイラストの両面印刷用の紙がやや太い。
 原因:10枚600円の両面印刷用の紙を使っているけど、コレよりマッチするのが見つからない。
・中のカラーイラスト、白黒イラストの点数が数枚少ない
 原因:ISO氏のスケジュールとmoheの予算の都合
・内背表紙の表面の光沢が少しある。
 原因:コレよりマッチするのが見つからない。
・カラーイラストがインクジェットなので滲む
 原因:今の民生プリンタの限界


 それ以外は概ね満足行っている完成度です。多分、個人のハンドリングでは、この辺りが限界に近い気がしますがmoheより気合いの入ったお馬鹿さんが現れれば、また違う物ができるかも知れませんので、あんまり大きいことは言えません(w


 偽9巻文庫本のアンビリーバブル要素は以下の通り。


・外表紙の完成度がヤバイ。
 理由:知人に無理させた結果、ほぼ限界クオリティに。普通はあり得ない事。
・イラストが超クオリティ
 理由:ISO氏の画力の賜です。
・偽9巻は、どの巻よりも太い
 理由:moheがアホだから(w
・遊びとはいえ、moheのかけている工数&制作費がおかしい。
 理由;愛故……。多分、真面目に自分のギャランティ計算したら恐ろしい事になるでしょう。しませんが(w
    イラスト以外の制作作業は全部自分でやっている訳で、DTP系の作業だけでも……。


 てな感じで、ようやく大きな山を越えることが出来そうです。なんとか完成まで持って行って「欲しい!」と思われる方のお手元に届けたいと思いますが、ハンドメイド故、いろんな所で覚悟をして置いて下さいませ。価格的に4000〜5000円程度に収めたい心境ですが、「高い!」って方は普通にスルーして下さいませ。是非、一度作って頂ければ価格的にも精神的にも限界なのが理解できると思います。(Zippoの方が圧倒的に楽です。それでもあの金額に行くのは、外に出すからです)
 今日改めて思ったのは「作るのが大変すぎる」って事で、あんまり数作れないのが本音ではあります。販売方法は抽選が濃厚です。


 そんな感じの状況報告でした。あと一踏ん張りを12月中になんとかやっつけたいですね。本棚に偽9巻を置くことで、ようやく決着をつけられそうです。


頑張ります!