製本への道5

mohe2006-05-10

 今日は思い立って、背表紙の紙を探しに行きました。これも印刷業界の人に
頼んではいるので、多分同じ紙を手に入れられると信じているのですが、自分も
足動かさないとと思いつつ、近場で各種紙を保有している店へ。


 で数百種類の各種紙を手当たり次第に確認してきたのですが、結論から言うと
希望の厚みと光沢の紙はありませんでした。まぁテスト用の紙なので、ここは妥協で、
どちらか優先することに。当然手触りということで光沢を優先し購入。
紙の太さ的には本物の倍ぐらいな感じです。


 そもそも光沢紙が種類無いみたいですね。文具店には。
印刷してからコーティングしてる気がするので、再現するのは難しいかもなと、
ちょっと弱気になりました。いや、ならば自分でコーティングしてやるまで。


 手に入れたのは、写真の紙です。超でかいんですけど(苦笑
こんな紙をまずはA4に落とさないと駄目なんですが、そんな設備、当然家に無し。
そんな長い物差しもカッティングマットも無い。
 まぁある程度、精度を犠牲にして切るしかないかと……。


 近いうちA4に切ります。背表紙の複製作業が楽しみではあります。
とりあえず権利的な問題を指摘されても嫌なので、雷撃文庫(RAIGEKI BUNKO)で
いこうかなと。それか、DENGEKI BUNK。ロゴも似たのをパスで引いちゃいます。


 あと、とりあえずデザイナーさん向けの印刷は終えているので、背固め行程に入ろう
と思いましたが、印刷時につく紙の癖をもう少し取らないと駄目みたいなので、あす
に持ち越しとなりました。


 きょうは牛歩な感じです。
 あぁ、印刷テストを繰り返すうち、みるみる文庫サイズ紙が減っていく。